フリーマガジン 『リセット』 で大人気連載中の会長執筆のコラムをご紹介いたします。


愛妻の進化年表特別バージョン。避けては通れぬ、夜の夫婦生活。

 妻の進化表が話題になっているらしい。夫婦円満の結婚生活を送るためには、亭主たるもの妻の行動や言動を常にチェックし、心と体に寄り添うことが大事である。その為には、亭主は妻の進化の過程に決して驚いてはならぬ、と警鐘を鳴らすために発表したものだ。
 が、まだ発表していない、夜の夫婦生活の進化年表に比べれば、いままで披瀝した進化表など、子供騙しのようなもので、さわりだけを発表しよう。ご存知の通り、女性は常に進化し続ける生き物。結婚して1年目、そして、5年目、10年目、15年目と夜の夫婦生活も大変な進化を遂げるということが、先の全国大会「夜が来ちゃうよ、どうしよう小委員会」で発表されたのだ。キーワードは「も〜」である。牛ではないが「も〜」だから仕方ない。結婚当初は、愛妻から「も〜最高!」とたまーに賛辞を頂いたりもする。
 ところが5年経ってくると、「も〜早い!」と、プイと横を向かれる運命にある。学生の頃100mを11秒8で駆けていた韋駄天であるから申し訳ない、という他あるまい。  問題は10年目であろう。「も〜へたくそ!」と叱咤激励に変わっていく。反省も込めて随分研究したが、結局両足がこむら返りになり、ベッドから転げ落ち、ギブアップである。

 ところが、15年目にして、ついに言われてしまうのだ。「も〜小さい!」。そんなことはハナから分かっていたが、問題は、誰と比べて
「も〜小さい」なのかであろう。かくしてほとんどの亭主は家庭内EDに陥っていく。って、何の言い訳をしてるんだか。したがって、全亭協では若い奥様方に注意を促している。
「も〜早い!」及び「も〜へたくそ!」は仕方がないにしても、「も〜小さい!」だけはなるべく言わないのが得策である、と。
 先日、結婚し、新婚旅行の最中に、「も〜小さい」を言われた会員がいた。心中いかばかりか…。その理由は、妻の「も〜」には、「ハイ、奥様」と答えるようにしているが、「も〜小さい」にだけは、男のメンツとやらで、「ハイ、奥様」と答えにくいからである。「どんだけ〜」と答えるわけにもいかないしネェ。




 戻る