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 もし妻が「太陽は西から昇る」と言っても「そりゃ東からだろう」などと説教してはいけない。

 晩婚化、そして少子化など、全国亭主関白協会が取り組む課題は目白押しである。誰からも頼まれていないが(笑)。
 その遠因はわかっている。独身の男に、亭主になろうとする意気込みが失われているからだ。凄いこじつけである(笑)。誰もが、結婚披露宴は楽しいものという想像はついても結婚生活が楽しいものだ、という具体的根拠に欠けている。とりわけ一緒になった途端、女から妻に変わる生態の解明と研究が世界中でおざなりにされてきたからである。
 そこで天野の出番がきた。大抵の若い男性にはもちろんのこと、結婚して年数が経てば経つほど、妻の言動、行動に「ウヘェー」と驚いている亭主達に、真実を教えなければならない時がきた。この秋、角川から発刊する単行本の執筆が大詰めを迎えている。タイトルは明かせないが、いわゆる、「妻のお取り扱い説明書」的、新書である。この本を男達が読みさえすれば、夫婦円満は間違いなく、かのベストセラー、「国家の品格」をはるかに凌ぐ大ベストセラーになることは間違いないと睨んでいる。角川の編集者ではなく、私だけであるが(笑)。たとえば、夫婦喧嘩をしてしまった場合の対処の仕方である。どんなに妻に非があろうとも、亭主が頭を下げるべきであると解いている。その理由はひとつ、妻は、絶対に謝りたくない生き物であるからだ。もし、妻が、「太陽は西から出て来るんだよね」的、ケンカのネタであっても、「そりゃちがう、東からだろう」などと説教してはいけない。よもや言い争いになって、「プイッ」と横を向かれた場合、すぐさま、「ごめん、僕が悪かった」と謝るのが正解だ。なぜなら、妻にとって「太陽はやっぱり東から昇るんだった」と反省することと、謝るという行為は別次元のものなのだ。実は、亭主の「ごめん」は「君を愛してる」と同じ言葉に聞こえるからに他ならない。つまり、私を謝らせなかった心の広い亭主が、好きなのだ。こうした、妻のお取り扱い説明書を知っていれば、亭主の家庭内生存率もグンと上昇するのは間違いない。天野の地道な研究は、国内はもとより、今や世界中から注目を浴びている。んな、わけないか(笑)。



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