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全国亭主関白協会は、「いかに上手に妻の尻に敷かれるか」の研究をしている団体である。家庭内のイザコザを平和裏に解決する心とワザは、450種類にも達し、やがてギネスブックに登録されるはずだ(笑)。
最近開発された大ワザに、「顔の半分だけ笑顔を作る」が加えられた。いや、加えられるかも知れない。東京の副支部長、補佐見習が検証実践中で、その成果は、来年3月の全国大会で発表されることとなる。
一例を挙げると、新聞を読んでいる最中に、「ネェ、ちょっと聞いてよ」と妻が話しかけてくる時に応用していると聞き及んだ。なんと、妻が話しかけている左半分だけ笑顔が作れるという。素晴らしいワザである。と、同時に「苦労しているねぇ、君も」的トホホ感も拭い去れない。唯一の欠点は、「最近、妻がそれに気付いた様子で、右側に回り込んでくるのです。デヘッ」右半分だけの笑顔はかなり難しく、妻の移動に合わせて自分も回っているという。常に左側だけを見せておくのも辛いものがあり、同じ位置でクルクル回るのもなんだかなぁーという異論も出ている。したがって、正式に公認されるかどうかは予断を許さない。
私もやってみたが、左半分は確かに何とかなるが、右半分はやはり無理だった。って、54歳にもなって、私は何をやっているのだろうか(笑)。電車の中で練習していたら向かい側のOLが恐ろしい勢いでソッポを向いた。変なオヤジと思われてしまったに違いない。
思えば7年前、全亭協を立ち上げた。子供達の心が壊れている。亭主よ、立ち上がれ、立派な亭主より、話のわかる、心のわかる亭主を目指せと警鐘を鳴らし続けている。誰も話を聞いてくれないから、とんでもない世の中になりつつある。
ところが、全亭協の会員が増えてきた。12月末で1000人を突破するだろう。百万人の目標まであと少し。「亭主が変われば日本が変わる」来年もよろぴくっ。
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