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愛の五段活用をご存知だろうか。夫婦の愛の変遷を指し示すもので、熟年離婚の危機を回避する為のリトマス試験紙とされている。
これこそ、愛が冷めていく心の変化で、@愛してるA愛かしらB愛したいC愛させてD愛せない。である。
もちろん「愛してる」から一緒になったが、数年経てば「愛かしら」と疑問が湧いてくる。そりゃそうだ、この頃から会話もめっきり少なくなる。
子供もいるから我慢して、夫の良い所を探して「愛したい」、と努力するが、会話はゼロで二人から笑顔が消えていく。でも、もう一度「愛させて」とシグナルを出し続けるが、やっぱり気付かない。結果、どうしても「愛せない」と結論を出すのである。Dに至れば、ほぼ手遅れで天野の場合はCで気付き、ようやくBに生還したといったところか(笑)。
ややもすれば@からDへ変化する妻の心をDから@へ戻すための努力をするのが全国亭主関白協会の凄いところなのだ
650人にも膨れ上がった会員の無駄で滑稽な努力は、連日マスコミに報じられているからご存知の方も多いかもしれない。最近の新入会員は五段階にさしかかって入会してくる者が増えており、会長としてはトホホである。
ところが、当人に自覚はなく、「まぁ、二段階くらいですかね、エヘッ」程度なのだ。この温度差が致命傷なのだ。
来年の4月から施行される年金分割は、五段階の妻たちには追い風で、退職したその日に離婚届を突きつけられる最悪のケースもあるだろう。
例年4万組と言われる熟年離婚は、今年に限って2万組と激減している。このことが何を意味するか、恐ろしくて想像したくない。愛の五段活用を知る会員たちは、出会った頃の@愛してる、に戻りたいと、「愛の三原則」、そして勝たない、勝てない、勝ちたくない、の「非勝三原則」で日夜奮闘している。
赤信号、一緒に渡れば恐くない。エイエイ、オーッ。
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