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なぜ女は男の秘密を知りたがるのだろうか。
スーツのポケットをまさぐり、携帯のメールをチェックし、あろうことか、車の助手席の長い髪の毛をいとも簡単に見つけてしまう。 このことでケンカになるのは具の骨頂で、むしろ喜ばしいことだ。私は愛されているのだ。
もし、ポケットから、シティホテルの領収書が出てきたり、携帯のメールに、「昨日は楽しかったわ、ウフッ」などが残っていたりしても、決して慌ててはいけない。なぜなら、それは悪戯だからである。
誰の悪戯か?と聞かれれば、「神」のと答える以外にはないだろう(笑)さて、こういう現実に直面しても困らないように全亭協の会員の場合、普段からカミさんに仕掛けなさいと指導している。
たとえば、家に帰る時、チャイムを鳴らし、声色を変えて、「宅急便です。ハンコをお願いしま〜す」又違う日は「警察です、お宅のご主人の件でちょっとお伺いしたいことがありまして」またある日は、「町内の田中と申します。家の前にサイフが落ちてましたので届けに参りました」などなど。「んもー、またあなたなの、いたずらばっかりして(笑)」家に帰る時、「ただいま」だけでは新鮮味がないではないか。ほんのちょっとした刺激が愛を永く続かせるコツだといいたい。
そう、結婚する前には、あの手この手で喜ばせていたのに、年月が経つと努力を怠る。本末転倒だろう。むしろ、時間が経てば経つほど、愛を深めていく。これこそが全国亭主関白協会の目指す理想郷なのだ。
「あなた!この領主書は何なの!?」と指摘された時、心臓が口からこぼれそうになるだろうが、慌てることはない。
「又、ひっかかったね、ぼくの悪戯に。アッハハハッ」
「んもう、てっきり病気が出たと思ったじゃないの、悪戯も度がすぎるの!」こうやって、時々君が僕をどれほど愛してるかを確認しなきゃね、アハハハッ」。
セリフの最後にアハハ…と笑うのが生死を分けるポイントであることをつけ加えておこう。
普段から愛妻に悪戯を仕掛けておくことの大切さがもうお分かりになると思う。亭主関白とは、「妻をいかに愛するか」なのだ。それにしても「病気」とは(笑)いかがなものか。
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