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女はかわいい生き物である。いや、女ほどかわいい生き物はこの世に存在しない、機嫌のいい時は…。
男は女の機嫌のいい時を見抜く力を養わなければならない。それは小遣いの額をあげて頂くためである。
月のうち、数えるほどしかない、貴重な日を見逃さないことが勝利の方程式だ。
全亭協の高段者になると愛妻の言葉に普段から注意を払っている。しかもある言葉に着目している。
ズバリ、女が機嫌のいい時に使う言葉は「そうなのよ、わかる?」である。「少し痩せたんじゃない?」「そうなのよ、わかる?」「この服はおしゃれだね」「そうなのよ、わかる?」である。「そうなのよ」が3回以上出た時、すかさず切り出すのだ。「最近つきあいが多くなってね。今の小遣いじゃねぇ。男もいろいろあるからさ」ほら、希望の半額だって勝利は勝利だ。
ところが無段者は必ずこんな洗礼を受けている。
「あのぅ、小遣いをあげて欲しいんだけど」「何、寝ぼけたこと言ってんの!アン」どころか、「どれだけ節約して頑張ってると思ってんの、アン」又、アンである。若い頃にアンアンを読んでいたからなのだろう。アン!アン!!がやたらと出てくる羽目になる。普通の時がその調子だから、機嫌の悪い時でも言った日には…。
散々、イヤミを浴びせられた2時間後、「ちょっとアナタ!」だ。この言葉で呼ばれて、足がもつれないでリビングまでたどり着く男がいるだろうか。 私はまだ出会ったことがない。(笑)かくして、風呂掃除などの重労働が確実に増える羽目になる。
あろうことか、新入会員のA氏は、愛妻の機嫌を見誤った為、小遣いを半分に減らされたという悲劇が起こったのだ。「妻害対策」で悩んでいる男たちよ、全国亭主関白協会は、あらゆる危機管理対策のノウハウを蓄積している。 来年早々、全国大会を開催するにあたって、12月は会員の増強月間である。東京支部に精鋭が2名程加入して全亭協の未来に多少明るい希望が見えてきた。やがて30万人規模の組織になるだろう…。今は11人だけど(笑)
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