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日本はおかしくなっており、やはり懸念していた事件が次々と起こっている。その代表格は、秋葉原の無差別殺人であろう。犯人は絶対許せないが、彼も又、大きな意味の被害者であろう。 私が全国亭主関白協会を設立した1999年前後は、子供が親をバットで殴るなどの事件が次々と起こっていた時期だった。家庭の中の〃亭主力〃が揺らいでおり、このままでは、日本の未来は危ういと感じていた。政治や権力は、こんな事件を特殊な人間がやることだと、何ら抜本的対策を講じてこなかった。今回の事件でも、内閣官房長官は、「8センチ以上のナイフは売らないようにしよう」や、警察は、「インターネットに殺人予告があれば知らせて欲しい」、などと付け焼き刃の対策を打ち出すだけである。だが、今回の事件で亭主達は目を覚まさねばならない。犯人が言った。「社会が悪い、会社が悪い、親が悪い」と。問題は、自分が悪いという一番肝心の感情が欠落していることにある。 このことは、日本の家庭や家族が崩壊していることを意味している。愛の本質を親が知らないし、子育てが間違っていることに起因していると断言していいと思う。全亭協が、「愛の三原則で日本を変えよう!」と警鐘を鳴らしているのは、「ありがとう」「ごめんなさい」「愛してる」が夫婦円満の秘策でもあるが、この言葉が子供達の心に必ず波及するという想いがあるからだ。
今、親はその逆の言葉や考え方を盲進して使っている気がしてならない。「ありがとう」のかわりに「大きなお世話」、「ごめんなさい」のかわりに「私は間違っていない」、「愛してる」のかわりに「お金が一番」といった具合にだ。子供の教育を難しく考えてはいけない。ただただ抱きしめて、愛の三原則を耳元で囁くだけでいい。良い学校や、良い会社には入れないかもしれないが、それがどうしたというのだ。子供に愛をかけず、お金をかけ、環境を整えてやるのが愛情ではなく、我慢や思いやりを学ばせ、環境に適応する力を身につけさせるのが真の愛情ではないだろうか。亭主達よ、全亭協と共に立ち上がろう。
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